今回は、タロット占いで「死神」がでた場合の運勢をみていきます。2023年(令和4年)に「死神」が出たというあなたは、最後までご覧ください。
死神のカードには、白馬に乗った死神が処刑をして右に進んでいる様子が描かれています。王冠にこだわった青い服を着た人は処刑されて亡くなっています。
祈りを捧げている黄色い服を着ている人は許されていて、二人の子供達は生きています。子供はまだ幼く純粋なので悪さをしていても許されています。
許された三人はこれから日が射し込んでいる遠くの門へ渡り新しい世界に行くと言われています。これは純粋な心を持っているか、神への敬意を持っているか、人の為に役立てるかを問うて教えてくれる絵柄です。
不要なものを捨て整理する事で新しい道ができるという象徴のカードで、ただ単に死ぬ・無くなるという意味ではありません。「終わりと始まり」「破壊と再生」の意味があります。
死神の正位置と逆指値
死神のカードの正位置は「強制終了、停止、別れ、次へのステップ」という意味があります。2023年は人生の節目の年になりそうです。突然変化して状況がガラッと変わる感じがあります。
転勤や異動、進めていた物事の突然の中止等が考えられます。苦境、八方塞がりの状態になる可能性もあります。
無理をせずに控えめでいる、日々のルーティンワークを真摯に取り組み、なるべく穏やかに過ごせるようにしましょう。
良くない結果が出たり前向きな選択とは言えない選択をしたと思ったりするかもしれませんが、この後にはまた違った世界が待っています。その時はとても悲観的になってしまっても気を取り直して次の新たな世界に進みましょう。
逆位置には「停滞、未練、再生、起死回生、新展開」という意味があり、次に進めずに停滞してしまうか死から再生へと転じるかという二通りが読めます。
一般的には、逆位置の方が正位置よりも再生・再スタートの意味が強いと解釈されています。滞っていた事の見通しがついたりやり直しのチャンスを与えられる、努力が結果となって表れる可能性が高くなってきます。
これまで鬱々と過ごしてきた、運気が低迷していると感じていた人にとっては幸運の転機の年になります。2023年は、新たな自分に生まれ変われる時なので新たな分野に挑戦してみると良いでしょう。
反対に、今迄順調に上手くいっていた人は停滞し苦しい状態に追い込まれてしまう可能性があります。しかし、これは自分の内的な問題よりも外的な問題と捉え割り切って次に進めるように模索しましょう。
死神の恋愛運
死神が出た時の恋愛はどうでしょうか。正位置の場合は二人の気持ちが冷え切ってしまう事を示唆しています。
心変わりして態度が変わったり、一緒にいても疲弊してしまったりする事が考えられます。相手との距離を詰めようとすればする程逆効果にしかならない時です。
距離を置いて冷静になるのが良いです。失恋、別れも示唆しますが、これは運命の流れで復縁や復活の可能性もあります。
逆位置の場合は、見込みがないと諦めていた関係が復活したり、離れてしまった二人の関係が元に戻るという事が考えられます。
逆位置は、一般的に意味が良くないのですが、死神のカードは状況が好転する場合が多く、二人の関係は派手さはありませんがプラトニックな真実の愛である可能性を示唆しています。
悪い意味であると二人の関係を億劫に感じ曖昧なままにしておきたいと思う事が考えられます。明確な理由があるというわけではなく、マンネリ感や勇気が持てないという状態だと思われます。
このように一見悪いカードのように思える死神のカードは状況が反転するという可能性を含んでいます。
意味としては強制終了という意味合いが強く、抗えない力です。しかし、終わらせないと次のスタートが切れません。
中途半端な気持ちでいると次のチャンスを逃してしまうのでその時が来たら覚悟を持って捨てましょう。